南部鉄器入り「うにパエリア」 釜石から全国へ発送

南部鉄器の鍋とパエリアの具材が一緒に届く

 岩手県釜石市の観光まちづくり会社「かまいしDMC」などは20日、新たな名物として定着を目指す「うにしゃぶ」の濃厚スープを使った「三陸釜石うにパエリア」を発売した。南部鉄器の鍋と一緒に専用ギフト箱に入れて全国発送し、「鉄と魚のまち 釜石」をPRする。

 パエリアは一部加熱調理済みで冷凍の状態で届ける。コメは岩手産を使用。うにしゃぶのスープで少し芯が残る程度に炊き、タイのほぐし身やバジルを混ぜ込んだ。具材には岩手産のホヤやエビ、アサリ、ブロッコリー、パプリカなどを彩りよく選んだ。

 同市鵜住居町の根浜海岸観光施設「根浜シーサイド」で試食会があり、市内でインターンシップ中の大学2年西森優さん(20)は「ウニやホヤの風味が豊かで香りもいい。冷凍とは思えないぐらいおいしい」と満足した様子だった。

 新商品のうち、パエリアは業務用食品製造の麻生(神奈川県)の三陸釜石工場、直径24センチの鍋は南部鉄器製造の及源鋳造(奥州市)が手掛けた。「鉄と魚のまち」を表現する商品作りをかまいしDMCが進め、両社が協力した。

 麻生の黒田博幸総料理長(49)は「試行錯誤を重ね、八分炊きの状態で届けるのがベストだと行き着いた。自宅で焦げ目を作っておいしく味わってほしい」と話した。

 三陸釜石うにパエリアは1セット1万2500円。かまいしDMCが運営する「岩手釜石オンラインショップ」か、根浜シーサイドで販売する。連絡先は同社0193(27)5260。

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