伊勢堂岱遺跡、最寄り駅舎も縄文風 世界文化遺産登録で秋田内陸線

環状列石を模した石を並べるなど縄文を意識した駅舎内

 世界文化遺産に登録された伊勢堂岱(たい)遺跡(秋田県北秋田市)の最寄り駅である秋田内陸線「縄文小ケ田(おがた)駅」が改修され、30日に現地で落成式があった。駅舎の床に環状列石をイメージした石を配置するなど「縄文風」にリニューアルし、遺跡と鉄道利用をPRする。
 同駅は無人駅。近くのガイド施設「伊勢堂岱縄文館」に合わせ、外装に黒く塗った北秋田市産の秋田杉を使った。内壁にはわらを混ぜ込み土壁風に仕上げた。
 同市の鷹巣建設業協会が企画した。会員企業の社員らが12日から工事に着手し、20日に完成した。改修費は約200万円。
 落成式には津谷永光市長や内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道の吉田裕幸社長ら約30人が出席。吉田社長は「見違えるような駅にしてもらった。世界に誇れる遺跡と一緒に駅も利用してもらえるよう力を尽くす」と話した。
 同駅は昨年3月、世界文化遺産登録への機運を高めようと駅名が小ケ田駅から縄文小ケ田駅に変更された。

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