果汁の上澄み使う「白」 鶴岡のワイナリー、2種発売

フルフル(左)と鶴岡甲州

 山形県鶴岡市羽黒地域のワイナリー「ピノ・コッリーナファームガーデン&ワイナリー松ケ岡」は、初めて醸造したワイン「フルフル/白2020」と「鶴岡甲州」を発売した。2017年に市郊外にブドウ畑を開き、5年目で待望の商品化を実現させた。

 「フルフル」は、ともに自社畑で栽培した白品種のソービニヨン・ブランとシャルドネをブレンド。たるでも熟成させ、辛口ですっきりした味わいに仕上げた。肉料理を含めた毎日の食事に合うという。

 鶴岡甲州は、近くの市櫛引地域で江戸時代から栽培されてきた白品種「甲州」を使用。一つの契約畑だけから早期収穫し、フルーティーな香りを楽しめる。甲州は日本固有のワイン用ブドウとして世界的に評価が高まっており、海外市場も視野に入れる。

 運営するエルサンワイナリー松ケ岡(鶴岡市)の川島旭ゼネラルマネジャーは「新鮮な果実を傷めない製造方法を用い、果汁の上澄みだけを商品にした。熟成中の赤も来年にはリリースしたい。ワイナリーをワインファンに育ててもらえるとうれしい」と話す。

 750ミリリットル瓶で、フルフルが700本、鶴岡甲州は1500本を生産。ともに3080円(税込み)。連絡先は0235(24)4633。

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