青森で大雨、むつで橋の一部崩落 自衛隊に派遣要請

増水の影響で崩落した小赤川橋=むつ市大畑町

 台風9号から変わった温帯低気圧の影響で9日夜から10日にかけ、東北では青森県内を中心に大雨となった。

 むつ市と同県風間浦村の国道279号で土砂崩れや落石が相次ぎ、同市大畑町の小赤川橋が一部崩落。国道279号は通行止めになり、風間浦村の下風呂、桑畑両地区の約700人が孤立状態となった。

 七戸町は町内の中野川が氾濫したため、倉岡川目地区の96世帯225人に対し、避難情報で警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」を発令。午後6時23分、避難指示に切り替えた。

 青森県は孤立地区への物資輸送などを目的に陸上自衛隊に災害派遣を要請。むつ市、七戸町、風間浦村に災害救助法を適用することも決めた。

 県のまとめでは10日午後3時現在、死者やけが人は確認されていない。床上浸水などの住宅被害も多数発生し、県は被害状況の確認を急いでいる。

 気象庁は10日、引き続き土砂災害や高潮、川の増水や氾濫、低地の浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。これまでの大雨で地盤が緩んでいる地域では特に注意が必要だ。

 台風10号は同日午前9時、日本のはるか東の海上で温帯低気圧に変わった。

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