「孫も成長したよ」 宮城、震災から11度目のお盆

雨の中、墓前で手を合わせる家族連れ=13日午前9時20分ごろ、仙台市宮城野区蒲生の専能寺

 東日本大震災から11度目となる盆の入りの13日、宮城県内の寺院には家族連れなどが訪れた。新型コロナウイルス感染が急拡大する中、マスク姿で線香や花を手向け、故人の霊を弔った。

 震災で被災した仙台市宮城野区蒲生の専能寺では早朝から雨の中、人々が墓参した。多賀城市高橋1丁目の会社員二瓶幸浩さん(54)は、津波で亡くなった父幸夫さん=当時(72)=の墓前で手を合わせた。

 宮城野区の港町内会長を務めるなどした生前の姿を思い出しながら、「10年が過ぎ、孫たちも成長したよ。コロナ禍だけどみんな元気」と報告した。

 寺は震災前の近隣住民が再会できるよう、旧地区ごとにお盆の法要参拝日を設定。検温、消毒などコロナ対策を徹底して執り行う。

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