校名変更で魅力アピール 山形市内の私立高2校、コース改組も

「惺山」と校名を変更する山本学園高
新校名に系列大学の名称が入る山形城北高

 山形市の私立高2校が2022年度に校名を変更する。山本学園(生徒644人)は「惺山(せいざん)」、山形城北(948人)は「東北文教大山形城北」として新たなスタートを切る。変更に伴い、コースを改組してカリキュラム、部活動を新設。少子化が進む中、新たな魅力をアピールして生き残りを図る。

 山本学園は創立100周年に合わせ校名を変える。物事がはっきり見える様子などの意味を持つ「惺」の文字を用いた。22年度から「デジタルコミュニケーション」「アニメーション演習」など独自の科目を設け、情報通信技術(ICT)を活用した授業をさらに推進。女子の硬式野球とサッカー部も創設する。

 同校の担当者は「100周年の節目に新たな学校となることを広くアピールしたかった。ICTを活用した魅力のある教育を進め、受験生の選択肢を広げたい」と狙いを語る。

 山形城北は同じ学校法人「富沢学園」が運営する大学名を冠する。変更に伴い、特進科の他「アカデミック探究」「キャリア探究」「スポーツ探究」の3コースを設置。東北文教大や系列の東北文教大短大に進学する際は入学金(28万円)を全額免除する。

 同校の担当者は「4年制大学や幼稚園を含め一体として運営する山形県内で唯一の総合学園の特色を生かし、勉学の機会創出に努めて人材育成を図る」と説明する。

 山形県内の中学3年生は20年度で9046人。2000年度の1万4732人の6割程度まで減っている。

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