仙台のネパール人、献血に続々 血液不足懸念で一肌脱いだ

移動献血車内で献血するシュレスタさん=仙台市青葉区一番町3丁目

 新型コロナウイルスの感染拡大で輸血用の血液不足が懸念される中、仙台市在住のネパール人約60人が21日、青葉区の藤崎ファーストタワー館前に設置された移動献血車に次々と集まり、献血に協力した。

 海外在住ネパール人協会日本支部(宮城野区)理事長で飲食店経営のシュレスタ・ハリ・ゴパルさん(37)らが友人に呼び掛け、その知人たちに輪が広がった。訪れた人たちは通訳者の助けを借りながら問診票に記入し、献血した。

 ネパールでは交通事故などが多く、市民が日常的に献血に協力しているという。シュレスタさんは「仙台に住み始めて12年目。勉学や仕事でお世話になっている日本のために何かできないか考えていた。新型コロナで血液が足りないと聞き、いい機会だと思った」と話す。

 宮城県赤十字血液センターの担当者は「まん延防止等重点措置が県内に再適用になり、企業や学校などの協力が得られにくい状況にある。血液の安定供給に向けて、本当にありがたい」と感謝した。

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