<東北のお取り寄せ>山形プリン(山形・上山)旬の果物で20種、滑らかな味わい

8月限定で販売している桃プリン(山形プリン提供)

 東北には、地域の食材を生かしたり、伝統の味を進化させたりして人気を集めるスイーツが多い。新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり消費が続く中、手元に取り寄せて幸せを味わうのはいかがだろう。お取り寄せ王国を歩き、各地の店や生産者を訪ねた。

 山形県上山市のプリン専門店「山形プリン」は山形県産食材を生かし、サクランボやブルーベリー、ブドウなど旬の果物で約20種類のプリンを手作りする。まさに「果樹王国」を象徴する商品だ。今が旬のモモを使った一品も8月限定で販売している。

 プリンは滑らかな味わいが自慢。牛乳は開発時に県産の数種類を飲み比べた結果、最も濃厚だった山辺町産を使っている。卵は、県花の紅花を飼料にして鶏を育てる米沢市の企業から取り寄せている。

 「桃プリン」はプリンの上に杏仁(あんにん)ソース、さらに上山市楢下地区の契約農家が朝採りしたモモがジュレとともにのる。「あかつき」「黄金桃」「川中島白桃」の3品種を収穫期に応じて使い分けている。商品開発担当の新野崇さん(46)は「果物は何より鮮度が大事」と強調する。

 山形プリンは約20年前、グループ会社が運営する「日本の宿 古窯」(上山市)で宿泊者に提供するデザートの開発をきっかけに生まれた。評判を呼んで旅館の売店で扱い始め、3年前に専門の店舗を構えた。

 通販サイトでは従来の「バニラプレーン」に加え、果物のプリンの一部も今年5月から取り扱っている。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が呼び掛けられる中、さまざまな味を自宅で楽しんでもらえるようにした。

 新野さんは「山形の素材の素晴らしさを多くの人に伝えたい。丹精込めて作っている生産者の手助けになればいい」と語る。

プリンにモモの果汁ジュレを入れる店員

[メモ]通販サイトで26日まで桃とバニラプレーン各2個のセット(4個入り、2829円)、各3個のセット(6個入り、3780円)の予約を受け付ける。送料別。発送は9月2日。上山市産ワインを使ったプリンもある。店舗では庄内産メロンをのせたプリンなどを限定販売している。営業は午前9時~午後5時半。火曜定休。上山市葉山4の33。連絡先は023(665)1955。

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