「ツール・ド・東北」走行イベント中止 緊急事態宣言受け2年連続 バーチャルライドは実施

2019年9月にあった「ツール・ド・東北」

 河北新報社とヤフーは27日、9月19日に石巻市などで予定した「ツール・ド・東北2021特別大会」の自転車走行イベントを中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で、宮城県にも緊急事態宣言が出されたため。被災地を体感できるオンライン開催の「バーチャルライド」は予定通り実施する。

 走行イベントの中止は2年連続。東日本大震災から10年を迎えた今回は、感染対策のため大会規模を2コースに縮小して準備していた。全国から参加予定だった約1300人には手数料を除く参加費を返金し、記念品を送る。

 両社は「ライダーや開催地に不安や迷惑を掛けることができないと判断した。来年以降もツール・ド・東北を継続し、被災地を支援したい」と話した。

 バーチャルライドは9月25、26両日と10月3日に開かれる。希望者はチェコで開発されたバーチャルサイクリングアプリ「ROUVY(ルービー)」を使用し、パソコンなどで実際のコース映像を見ながら走行を楽しめる。専用機材などが必要となる。

 ツール・ド・東北は震災復興を後押ししようと2013年に始まった。これまで7回開催し、20年はコロナ禍で初の中止となった。

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