大船渡でサンマ初水揚げ 本州トップ、出だし良し

本州のトップを切って初水揚げされたサンマ=28日午前7時30分ごろ、大船渡市魚市場

 岩手県大船渡市魚市場に28日朝、本州のトップを切ってサンマ約36トンが初水揚げされた。近年は記録的な不漁が続き、今年も厳しい見通しが示されているが、東日本大震災以降、2番目に多い水揚げ量でのシーズンスタートとなった。

 午前6時すぎ、地元の鎌田水産が所有する第18三笠丸と第21三笠丸(ともに199トン)が入港。北海道の東約1000キロの北太平洋で漁獲したサンマが船倉から網ですくわれ、魚市場に運ばれた。

 魚体は小ぶりな100グラム前後が中心。1キロ当たり2500~150円で取引され、平均単価は623円だった。第18三笠丸の三浦博幸漁労長(65)は「今回は魚群にたまたま巡り合えたが、どこも群れは薄い」と険しい表情を浮かべた。

 市魚市場の千葉隆美社長は「サンマは関連業者が多く裾野が広い。まとまった量が安定的に取れるようになってほしい」と願った。

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