東京五輪・パラリンピックのイタリア代表チームの事前合宿地となった仙台市は、青森県津軽地方の伝統工芸「こぎん刺し」によるイタリア国旗を市役所本庁舎1階に展示している。新型コロナウイルスの感染拡大で同県西目屋村で予定されていた事前合宿が中止になり、市が「青森も一緒に応援している気持ちを伝えよう」と企画した。
国旗はA3判。弘前市のこぎん刺し作家佐藤陽子さん(72)が制作した。赤、白、緑3色の木綿や麻を使い、勝負事で縁起がいい馬のくつわやヒョウタン、トンボの模様を施した。9月7日までエレベーター前の特設コーナーで見られる。
佐藤さんはイタリアの五輪カヌー代表が6月下旬、西目屋村で合宿する計画に合わせ、住民とこぎん刺しで国旗を作った。だが、合宿中止で対面の交流事業がなくなり、国旗をチームにプレゼントして終わった。
佐藤さんの長男一樹さん(46)=宮城野区=は、仙台市障害者福祉協会に勤務する。話を聞いた一樹さんは仙台の事前合宿誘致に関わった縁で、市の担当者に経緯を説明。市から再度の制作依頼を受けた佐藤さんが1週間足らずで完成させたという。
佐藤さんは「五輪・パラリンピックを通じて、津軽の伝統工芸が注目される機会に恵まれ、ありがたい」と感謝した。
市は五輪のソフトボール、パラリンピックの陸上と水泳、車いすフェンシング、シッティングバレーボールの各競技で事前合宿を受け入れた。市スポーツ振興課の担当者は「イタリア代表の合宿地は全国にある。今後も合宿地同士が交流する機会をつくりたい」と語った。
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