クマよけの鈴、小中学生全員に貸与 鹿角市、秋田県内で初

クマ

 秋田県鹿角市は市街地でクマの目撃が相次いでいるのを受け、クマよけの鈴を市内の全小中学校に貸与する。9月中旬~12月に小学校の低学年から配布を始める。全ての児童生徒に貸与するのは秋田県内で初めて。

 鈴はアルミニウム製。直径46ミリ、全長81ミリ、重さ43グラムと小ぶりで軽く、ランドセルなどに付ける。ストラップを引っ張ることで音が鳴らなくなる消音機能も備え、騒音に配慮した。

 対象は小学校6校、中学校4校の計1935人。学校に貸与し卒業まで使ってもらう。購入費用は約295万円。

 市によると今年4~8月、市内のクマの目撃件数は138件。昨年同期より17件少ないが、市街地や学校の敷地付近で目撃が相次いでおり、保護者らから不安の声が寄せられていた。

 市の担当者は「子どもたちが鈴を鳴らすことで、地域にクマが近づくのを防ぐことができる。安全に学校に通えるよう速やかに貸与を始めたい」と話した。

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