初代センターは「イケメン剛丼」 マネキン「地下アイドル」総選挙

 岩手県野田村のマリンローズパーク野田玉川地下博物館が実施していたマネキンの男女混合アイドルグループ「マンガンボーイズ」の総選挙で、5体の選抜メンバーが決定し、現地で来館者を出迎えている。

マンガンボーイズの選抜メンバーに選ばれた5体

 投票総数777票のうち、1位の87票を獲得したのは村一番のイケメンという設定の「剛丼(ごうどん)」。初出勤の日、彼を一目見ようとする女子が選鉱場から消えて生産が一時止まったとするサイドストーリーにたがわぬ人気を集めた。

 2位はアイドル活動をしていたが芽が出ず帰省し、プライドを懸けてマンガン鉱を選別する「お銀」(53票)。3位は子どもが8人いる「助三郎」(51票)、4位は勤務後にスナックのママをしている「淳子」(41票)、5位は利き酒コンテストで優勝経験のある「紫誠」(34票)だった。

 同館は1987年、かつてマンガン鉱が採掘されていた野田玉川鉱山跡に開設された。総選挙は昨年10月から6月にかけ、採掘風景の展示に使われていたマネキン37体に職員が名前とサイドストーリーを付けて来館者に投票してもらった。

 選抜メンバーは入り口で来館者を出迎え、動画投稿サイト「ユーチューブ」や野田村のPRイベントに出演する。

 老朽化が進んでいた展示も刷新した。館内で流れる音声案内はマンガンボーイズが担当。鉱山で働いていた人たちから提供された1960年代の写真約50点などを並べ、国内有数のマンガン鉱山としてにぎわった歴史を紹介する。

 城内義典館長(54)は「歴史や文化を伝え、地域の人に鉱山を誇りに思ってもらいたい」と話す。

 午前9時半~午後5時。火曜、年末年始休み。入館料は一般700円、中高生500円、小学生400円。連絡先は同館0194(66)7200。

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