豊かな個性が「新たな調和」演出 被災3県の障害者アーティストら

フィールドにつくられた架空の「街」。東北の障害者アーティストの作品がプロジェクションマッピングで鮮やかに投映された=国立競技場

 東京・国立競技場で5日あった東京パラリンピックの閉会式では、東日本大震災で被災した東北3県で活動する障害者アーティストの作品が会場を彩った。

 大会組織委員会によると、多夢多夢舎中山工房(仙台市青葉区)の郁美さん、るんびにい美術館(岩手県花巻市)の小林覚さん、unico(福島県郡山市)の安斎隆史さんら10人の作品が披露された。

 各国の旗手たちが登場しながらフィールド上に「街」をつくる場面や、フィナーレの納火に向かう場面で、多彩な色使いの作品がプロジェクションマッピングで投映された。

 閉会式のコンセプトは、多様性や違いが混ざり合うのではなく、「らしさ」を認め合う「ハーモニアスカノフォニー(調和する不協和音)」。「復興」を理念とする大会で、アーティストらの個性的な作品が新たな調和を表現した。

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