妊婦優先接種、仙台でスタート 対象は8000人見込む

ワクチン接種を受ける妊婦(左)=7日午後4時10分ごろ、仙台市青葉区の東北公済病院

 新型コロナウイルスワクチンの妊婦への優先接種が仙台市で始まっている。市が送付した接種券を持つ妊婦が対象。個別接種の一環で、実施する市内26カ所の産科がある医療機関には、市が米ファイザー製ワクチンを追加配分する。予約は各医療機関で受け付ける。

 青葉区の東北公済病院は7日に優先接種を開始し、同病院で出産予定の妊婦28人が接種に訪れた。8月中旬以降、妊婦から問い合わせが相次ぎ、優先接種の実施を決めたという。9月は7、9日に合わせて約60人の1回目接種を予定する。

 9月下旬に第3子出産を控える宮城野区の会社員女性(41)は「集団接種も大規模接種も予約の電話がつながらず、ワクチンを打てていないことの不安が大きかった。2回目の接種は出産後にする」と語った。

 田野口孝二産婦人科統括部長は「妊婦が感染すると重症化リスクが高いことと、副反応や胎児への影響なども説明し、ワクチンへの不安を取り除いている。10月からは妊婦の同居家族の優先接種も受け付けたい」と話した。

 市は母子手帳の交付数から対象となる妊婦を約8000人と見込む。優先接種は手帳の有無や妊娠週数を問わない。実施医療機関のうち8カ所は、かかりつけ以外の妊婦も受け付ける。

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