9月に入り最高気温が25度を下回る日が増え、秋らしい穏やかな気候が続くようになった。振り返って今年夏の3カ月(6~8月)の仙台は、例年と比べ暑さや雨の量はどうだったのか。気象庁の観測データと、仙台管区気象台が毎月発表している「東北地方の天候」を基に読み解いた。
(編集局コンテンツセンター・藤沢和久)
今夏の平均気温は23・2度で、平年より1・1度高かった。30度以上の「真夏日」は28日あり、昨年の26日、一昨年の23日を上回った。最低気温が25度以上の「熱帯夜」は5日あった。
一方、気温は8月5日の34・5度が最高で、35度以上の「猛暑日」は2017年以来4年ぶりに記録されなかった。
降水量は433・5ミリと平年より46・3ミリ少なかった。10日ごとのデータでは、7月上旬が平年より59・6ミリ、8月中旬は同54・6ミリ多かったが、残り期間はほぼ平年並みか平年より少なかった。
日照時間は6月が164時間、7月が137時間で、それぞれ平年より20、10時間多かった一方、8月は平年より6時間少ない138時間だった。
今夏は例年に比べ太平洋高気圧の張りだしが弱かったため、梅雨前線が西日本から関東にかけて停滞した。九州、中国地方などで大雨となったが、逆に東北は雨が続きにくい気圧配置となった。3カ月全体では日照時間が長くなったことに加え、南から暖かい空気が流れ込んだため、気温が上昇する結果となった。
7月末には、観測史上初めて宮城県に台風8号が上陸するという出来事もあった。8月に入ってからは台風9号接近のほか、前線や気圧の谷の影響があり、曇りや雨の日が増えた。
8月中旬はオホーツク海高気圧から冷たく湿った空気が入り込んだため気温が上がらず、13、14日は8月としては3年ぶりに最高気温が20度を下回り、夏らしくない気温を観測した。
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