東北大が「学生評議員制度」 第1期に12人、国立大で初

 学生との直接対話で得られた意見や要望を大学運営に反映させようと、東北大が学生評議員制度を創設、14日に仙台市青葉区の同大片平キャンパスで第1期12人の任命式を開いた。学生評議員制度の導入は国立大で初めてという。

 任命されたのは学部生5人、大学院生7人。式では大野英男総長が出席者に任命状を手渡し、「若い力が躍動する大学にしたい。忌憚(きたん)のない意見を期待する」とあいさつした。
 初の懇談もあり、経済学部3年の古屋向陽さん(21)が「東北大は理系に比べ文系学生の肩身が狭い」と述べると、大野総長は「文理に関わらず新しい社会の形を考える時代だ」と励ました。
 中国から留学した大学院環境科学研究科の楊心怡さん(26)は「日本語が不自由な留学生への支援が少ない。英語表記を増やしてほしい」と求めた。他には「指導教授が学生との対話に割く時間を確保してほしい」などの意見もあった。
 第1期評議員の任期は来年3月末まで。次期からは4月に任命され、任期1年間に数回の懇談会に出席して研究や教育、大学生活全般に関する意見を述べる。

大野総長(右)に意見を述べる学生評議員ら

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