伊達、上杉両氏にゆかりがある山形県米沢市の国指定史跡「舘山城跡」で、本年度の発掘調査が始まった。調査主体の市教委は気軽に見学できる史跡にしようと整備を検討しており、当面の調査結果を基に今後の整備計画を立案したい考えだ。
舘山城は15世紀後半~17世紀前半に伊達氏、次いで上杉氏が軍事的拠点にした山城。入り口と城中心部の標高差は約30メートル、東西は330~350メートルに及ぶ。仙台藩祖伊達政宗の生誕の地を市中心部の米沢城とする通説に対し、市西部の舘山城とする学説もあり、研究者らの注目を集める。
13日に始まった調査は昨年度に続き、城の北側を対象とする。登城路の位置を確かめたり、斜面を削るなどして造られた溝状の「堀底道(ほりぞこみち)」が城の北側一帯に存在したことを裏付けたりするのが狙いで、未着手だった城の西側の区画「曲輪III」も調べる予定だ。
舘山城の現地調査は2010年に始まり、13年に城中心部の区画「曲輪I」で石垣が見つかった。市内の他の施設の建て替えに伴う調査で15年を最後に中断し、20年に再開した。
市教委は10月下旬まで続く本年度の調査に加えて22、23年度も発掘を進め、整備の方向性を決める。文化課の担当者は「米沢が誇る戦国大名が手掛けた事業の足跡を多くの人に分かってもらえるよう、事実を明らかにしたい」と話す。
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