不用の制服回収ポスト完成 「ダンボルギーニ」今野梱包が協力

スーパーに設置された制服回収ポスト=仙台市太白区のみやぎ生協太子堂店

 仙台市太白区の制服リサイクル店「さくらや仙台店」が、強化段ボール製の制服回収ポストを作った。不用となった制服を集めて安く販売することで、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の一つ「貧困をなくそう」の実現を目指す。

 同店は、強化段ボールでスーパーカー「ランボルギーニ」そっくりの「ダンボルギーニ」を製作した今野梱包(宮城県石巻市)に相談。今野英樹社長が考えに賛同して製作を快諾し、かわいらしさが目を引くポストが完成した。

 無機質なデザインのポストにしなかった理由について、片浦一枝店長は「不用品の処分でなく、誰かのために役立てたいという思いを届けるイメージを描いた」と説明する。

 回収した制服は査定し、査定額を民間基金「子供の未来応援基金」に寄付。その後、制服をクリーニングしたり傷んだ部分を直すなどして安価で販売する。

 活動に賛同する企業や児童館などにポストを置き、制服提供を呼び掛ける。みやぎ生協は太白区内の4店で回収への協力を会員に要請。宮城県亘理町の婦人服製造業「東京ファッション亘理工場」は9月上旬にポストを設置した。

 片浦店長は「新型コロナウイルス禍でバザーが中止されるなど、制服を安く入手する機会が減っている。ポストでの回収によるリサイクルを軌道に乗せ、困っている家庭の役に立ちたい」と話す。

 同店は回収ポストを設置する企業や団体を募っている。連絡先は022(242)1551。

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