ワクチンの「予約不要枠」活用を 宮城知事が呼び掛け

村井嘉浩氏

 新型コロナウイルスのワクチン接種を促進しようと、村井嘉浩宮城県知事は27日の定例記者会見で、JR仙台駅東口の大規模接種会場の「予約不要枠」の活用を求めた。仕事や学業、アルバイトなどで予約を申し込みにくい若者世代の利便性に配慮し、接種率アップのてこ入れを図る。

 予約不要枠は27日以降、午前10時~午後3時に最大500人分、午後6時~午後7時半に最大300人分を確保した。当面は10月15日まで実施し、以降の対応は検討中。接種対象は従来と同様に16歳以上。

 村井知事は27日午前8時時点で、大規模会場全体の予約枠の空きが約2万2000人分、1日当たり最大で3000人分以上あると説明。「若い世代は接種が比較的遅れている。センターを利用し、なるべく早く接種してほしい」と呼び掛けた。

 県全体で1回目の接種を終えたのは74・2%、2回目が59・7%(26日現在)。知事は「接種は非常に順調に進んでいる」との見解を述べた上で、3回目のブースター接種については国の方針を踏まえ、大規模会場を共同運営する東北大と検討する考えを示した。

 11月20日に任期満了を迎える知事選で、元石巻市包括ケアセンター所長で医師の長純一氏(55)が28日に立候補を正式表明する見通し。知事は「地域医療に汗をかいてきた素晴らしい人物」と評価し、「4期16年の是非を問う貴重な機会。選挙は私にとっていいか悪いかではなく、県民にとっていいか悪いかで判断しなければならない」と見据えた。

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