「はがき作戦」奏功、登米市が集団接種終了 宮城の市で初

登米市役所

 宮城県登米市は30日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を終えた。接種日時と会場を対象の市民にはがきで通知する手法が浸透したこともあり、12歳以上の2回接種率は9割近くに達した。市によると、県内の市で最も早い集団接種の終了という。

 市新型コロナワクチン接種対策室によると、30日現在、対象者7万810人のうち6万2606人が2回目の接種を終えた。接種率は88・4%に達し、県全体の63・5%(29日現在)を大きく上回った。1回目の接種率は90・8%だった。

 年代別の2回接種率は、40代以上はいずれも9割を超え、30代は89・0%、19~29歳は83・9%。12~18歳は44・0%だった。

 高齢者の集団接種が始まった5月、他の自治体で予約受け付けの際に混乱が相次ぐ中、登米市ははがきを活用。予約しなくても確実に接種を受けられる安心感が高齢者に好評だった。

 64歳以下の一般接種に移行してからもはがきでの通知を継続する一方、日程変更の手続きはインターネットを活用するなど、柔軟な対応が接種率を高めたという。

 対策室の三浦徳美室長は「具体的な日時が記載されたはがきを受け取った市民が、接種しようという気持ちになってくれていたのならありがたい。市医師会の協力もあり、接種がスムーズに進んでほっとしている」と話した。

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