「ホタテ水着」の返礼品が話題に むつ市、遊び心を覆い隠さず

 青森県むつ市のふるさと納税の返礼品「ホタテ水着」が話題を呼んでいる。ホタテの貝殻3枚をリボンでつないだビキニ風の奇抜なデザイン。9月22日に返礼品に登録され、ふるさと納税仲介サイト「さとふる」の装飾品・工芸品部門で月間1位を獲得した。

ふるさと納税の返礼品となった「ホタテ水着」(むつ市提供)

 海産物販売の阿部商店(同市)が地元産で直径約12センチと大きめの貝殻を使って制作する。東日本大震災で傷ついた東北から明るい話題を発信しようと2011年に発売した。ふるさと納税では6000円以上の寄付で選ぶことができる。

 返礼品への登録は、8月に下北を襲った豪雨がきっかけ。地元の養魚場の被害を目の当たりにした阿部学代表(48)が「面白い商材でむつ市を知ってもらうことが支援のきっかけにもなる」と市に提案した。

 阿部代表が水着の話題をツイッターに投稿するとたちまちトレンド入り。コメント欄には「遊び心が好き」「グラビアアイドルを思い出す」といった声が並ぶ。納税の申し込みは9月末までに100件を超えた。

 阿部代表は「被災者支援に少しでもつながってほしい」と願い、寄付者には「ファッションの一つとして楽しんでほしい」と話す。

 市シティプロモーション推進課の山崎学課長は「ホタテ水着が、ほかの返礼品にも目を向けてもらうきっかけになればいい」と期待する。

ホタテの貝殻にリボンを通し水着を完成させる従業員
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