治山ダム、山腹に連なる 丸森・子安地区<復興へ歩む・台風19号2年>

2021年10月2日

 台風19号豪雨から12日で2年がたつ。土砂崩れや河川の氾濫で大きな被害が集中した宮城県丸森町と大崎市鹿島台、大郷町の現場を上空から撮影し、被災当時の写真と比べて復興の状況を見た。(写真映像部・佐藤将史)

  
 木々をなぎ倒して崩れ落ちた1メートル以上の岩々は取り除かれ、真新しい「治山ダム」が連なる。斜面の下部に住宅の基礎だけが残る。

 台風19号の豪雨による土砂崩れが住宅を襲い、3人が亡くなり、1人が行方不明となった丸森町子安地区。昨年8月から始まった工事は、9月末に終わった。

 現地には2種類の治山ダムがあり、右手に見える緑の網状シートの土留め工は、山の上部から200メートルに渡って山腹を覆う。将来は造林を進め、森を復活させる。高さ4~7メートルのコンクリートの谷止め工は、左側の全長300メートルに6基が連なる。

 県大河原地方振興事務所は「工事により、2年前と同じ場所での土砂災害は抑えられる」と話す。

上空から見た子安地区の今
2019年10月15日

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る