衆院選と同日実施、宮城知事「有権者にとってよかった」

村井嘉浩氏

 衆院選と同じ31日投開票となる宮城県知事選(14日告示)を巡り、村井嘉浩知事(61)は11日の定例記者会見で「投票が1回で済み、有権者にとってよかった」と述べた。実務を担う市町村の選管に対し「負担が増えたところもあるかもしれないが、結果的に楽になったところの方が多いのではないか」との認識を示した。

 両選挙の日程を巡っては4日、岸田文雄首相が衆院選を「19日公示-31日投開票」で行う意向を表明。知事選との同日選を目指していた県選管は6日、11月7日か14日投開票での知事選の執行方針を前倒しし、31日投開票を決めた。

 村井知事は候補者の一人としても投票率の上昇が見込めることから「県民が私の県政に対してどういう思いを持っているのか見定めることができ、非常にありがたい」と語った。

 村井知事は会見冒頭、「『衆院選と同日選になるよう県選管は努力を』と独立機関に越権とも取れる『指示』を発した」とした9日付の河北春秋を「大いなる誤り」と抗議。「発言が指示ということであれば、知事部局以外に関する内容は『答えるべき立場にない』としか言えなくなる」と説明した。

 同日選の可否について、自身や副知事が市町村長に電話したと明らかにした上で、「確認の電話であり、何が何でも協力するよう求めたわけではない」と強調。情報は執行部での共有にとどめたのか問われると「当然そうだ」と明言した。

 知事選には、5選を狙う現職の村井氏、元石巻市包括ケアセンター長で医師の新人、長純一氏(55)が立候補を表明した。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る