赤根ホウレンソウ、セロリ…「やまがた野菜」召し上がれ 22店が独自メニュー

山形市の「アル・ケッチァーノ コンチェルト」で提供されるメニューの一例

 山形県村山地方で生産される地場の野菜「やまがた野菜」をPRしようと、やまがた野菜推進協議会(山形市)が、「やまがた野菜料理フェア」を開催している。28日まで、村山地方の料理店がオリジナルメニューを提供する。気軽に来訪できる仙台圏を主なターゲットとし、仙台発のバスツアーなどで誘客を図る。

 和食やイタリアン、中華の料理店やカフェなど22店が参加。柔らかく甘い赤い根が特徴の「山形赤根ほうれんそう」、山形市特産のくせの少ないセロリ「山形セルリー」、地場のサトイモ「悪戸いも」などを使い、各店が工夫を凝らした料理が味わえる。

 JR山形駅前のイタリア料理店「アル・ケッチァーノ コンチェルト」で4日、関係者向けの試食会があり、生産団体や旅行会社の関係者ら計14人が出席。タコと山形セルリーを使った「セルリーのシェリービネガー和(あ)え」と「赤根ほうれんそうと庄内豚のクリームソースパスタ」が振る舞われた。

 試食した青果専門店社長代行の山口美香さん(50)は「セロリの食感や、赤根ホウレンソウのあくの少なさなど、特性がよく生かされていた」と話した。

 やまがた野菜は、自治体や生産者、卸業者などで2008年に設立した推進協議会が伝統野菜など58品目を認定した。普及拡大を図るフェアを16年から開催し、昨年からは仙台市の旅行会社の協力でグルメツアーを実施している。今年は今月13日に予定している。

 事務局を務める県村山総合支庁地域産業経済課の担当者は「やまがた野菜は山形でしか味わえない魅力。観光資源として県外にもPRし、大いに活用していきたい」と話した。

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