大谷翔平選手、古里の応援「やりがいになる」 東京で会見

笑顔で記者会見に臨む大谷=15日午前10時45分ごろ、東京・内幸町(写真映像部・藤井かをり撮影)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(27)=岩手・花巻東高出=が15日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、メジャー1年目の右肘故障から復活を遂げて投打の「二刀流」で活躍した今季を「けがをして精神的にきつい時も、必ず良くなると思ってやってきた。不安はあったが、焦りはなかった」と振り返った。(東京支社・佐藤夏樹)

 メジャー4年目の今季は投手で9勝(2敗)を挙げ、打者で打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁を記録。打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞などを受賞した。18日(日本時間19日)にはア・リーグ最優秀選手の選出が有力視される。「(賞を)待ちわびる感覚ではなく、来季へ切り替えたい」と泰然と話した。

 シーズン終盤は本塁打のペースが落ち、2桁勝利に届かなかった。「メジャーに行って一番、精神的にきつかった。チームの勝利も付いてこず、打てない、打たれたと落ち込むこともあった」と明かす。それでも年間を通して初めて二刀流を貫徹し「試合に出ているから、普通では味わえない経験ができる。落ち込むことも含めて、いい一年だった」と前向きに捉えた。

 奥州市出身。発生から10年がたった東日本大震災にも触れ「何年たっても気持ちは変わらず、忘れない。岩手などでは活躍を喜んでくれる人が多い。そういう人が一人でも増えてくれたら、やりがいになる」と思いを口にした。

日本記者クラブで会見するエンゼルスの大谷(写真映像部・藤井かをり撮影)

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