幕田圭一氏 死去 元東経連会長、86歳

 東北経済連合会会長を務めた元東北電力社長で同社特別顧問の幕田圭一(まくた・けいいち)氏が11月28日午後8時6分、心不全のため仙台市の病院で死去した。86歳。宮城県白石市出身。通夜・葬儀は近親者で行った。喪主は妻千鶴子(ちづこ)さん。後日、東北電が「お別れの会」を開く。

 幕田氏は福島大卒。1958年東北電入社。2001年に社長に就き、02年の女川原発3号機(宮城県女川町、石巻市)の運転開始など電源開発を進め、燃料部門の経験を生かして調達先の多様化に取り組んだ。任期中に2度の電気料金引き下げも決めた。05~09年に会長を務めた。

 05年に東経連会長に就任し、東北・新潟エリアの経済発展の旗振り役を務めた。新産業の創出と育成を目指す東経連事業化センターを06年に創設して企業の事業拡大や販売促進を支援した。07年には7県などと東北観光推進機構を設立し、初代会長に就いた。

 文化・スポーツ振興にも積極的に関わった。06~15年に仙台フィルハーモニー管弦楽団理事長を務め、東日本大震災後は復興コンサートの開催に尽力。プロ野球東北楽天が参入した05年から09年にかけて経営諮問委員として地域密着の在り方などを助言した。03年藍綬褒章、15年旭日大綬章。

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