気仙沼の神山川橋が開通 津波で被災、高さ上げ架け替え

開通した神山川橋。旧橋より高さが増し、幅も広がった(写真の一部を加工しています)

 東日本大震災の津波で被災した宮城県気仙沼市の県道気仙沼唐桑線の神山川橋の架け替え工事が完了し、3日朝に開通した。元の橋は川を遡上(そじょう)する津波で浸水したが、新しい橋は高さが増して安全性が向上した。

 神山川の堤防復旧に伴い県が整備した。全長は元の橋より7メートル長い49メートル、幅は6メートル広い15・8メートル。歩道部分を前後の道路と同じに拡幅し、高さも改修後の堤防3・7メートルに合わせた。

 旧橋は震災後も使われていたが、2019年8月からは東側に架けられた仮設橋を利用し旧橋の撤去と新橋の建設作業を進めてきた。市中心部と仙台方面へ続く国道45号を結ぶ主要道に位置し、住民の利便性アップが期待される。

 今後も橋付近では仮設橋の撤去や防潮堤建設の工事が進められ、橋東側の市道の一部で通行止めが続く。

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