「大学の指導ミスで資格取れず」 元学生、仙台白百合女子大を提訴

仙台地裁

 職員の指導ミスで食品衛生管理者の資格を取得できず精神的な苦痛を受けたとして、仙台白百合女子大(仙台市泉区)を卒業した栄養士の女性(22)が3日、大学側に慰謝料300万円を求める訴えを仙台地裁に起こした。

 訴えによると、女性は2019年4月、市内の短大から健康栄養学科に編入。当時、職員2人から「短大で取得した科目を大学の科目に置き換えれば卒業時に食品衛生管理者の資格を取れる」といった趣旨の指導を受けた。実際は取得の要件を満たしておらず、今年3月の卒業後に資格の未取得が判明したという。

 女性によると、短大からの編入者9人のうち少なくとも5人が資格を取得できず、うち1人は仕事で資格が必要になるため、大学側が授業料などを負担し再び講義を受ける予定という。

 市内で記者会見した女性は「資格の取得をできず、将来の選択肢が狭まった。大学側には指導の誤りを認めてほしい」と話した。

 大学側は取材に「訴状が手元に届いていない。内容を確認した上で対応したい」と答えた。

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