岩手県一関市の山あいに「中津谷川イルミネーション街道」と銘打って、50軒もの家々が発光ダイオード(LED)の電飾で飾り立てている集落がある。道の両脇約600メートルにわたって続く、住民手作りのきらびやかな世界を鑑賞に出掛けた。(編集局コンテンツセンター・藤沢和久)
仙台東インターチェンジ(IC)から三陸沿岸道を北に進んで約1時間半。宮城県気仙沼市の小泉海岸ICで高速を降り、県道に入る。県境を越え、民家がまばらな山間部を進むこと約20分。カーブを曲がって室根町津谷川地区に入ると、突如としてテーマパークに迷い込んだかのような幻想的な光の世界が現れる。
煙突を上るサンタクロース、生け垣を使った天の川、壁につり下げたクリスマスツリーなど意匠はさまざまだ。米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(岩手・花巻東高出)のア・リーグ最優秀選手(MVP)を祝う飾り付けまである。
イルミネーションは人口減少が進む地域を元気づけようと、2010年に2軒が始めた。参加する人が年々増え、今年は約50軒にまでなった。機材は各自で購入、設置する。デザインの決まりもないため、各家庭が工夫を凝らす。
イルミネーションの数にもよるが、電気代は1日20円程度という。コードをタヌキにかじられたり、寒さで断線したりするため、LEDの購入費用の方が高くつくという。
中津谷川イルミネーション同好会の佐藤守一会長(78)は「飾りを見ると過疎化、高齢化で暗くなった気持ちが明るくなる。これからも続けていきたい」と話す。
【訪問ガイド】
・点灯は毎年11月23日~翌年1月7日の午後4時半~9時ごろ
・カーナビでは、旧津谷川小(一関市室根町津谷川字上川原19)が目印になる
・同好会は旧津谷川小を含むエリア内3カ所の駐車場に車を止めて徒歩で鑑賞するよう呼び掛けている
・地域内に商店や一般が利用できるトイレはない
・約13キロ先にある道の駅「むろね」では、地元産の鶏肉「いわいどり」を使った唐揚げなど、軽食やお土産を購入できる。
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