復興の過程、地元紙の視点で記し伝える 新聞協会賞受賞で本紙報道部長講演
「東日本大震災10年」の一連の報道で2021年度新聞協会賞を受賞した河北新報社の今里直樹報道部長が18日、横浜市の日本新聞博物館で講演した。節目報道の原点を「復興とは何かという命題を地元紙の視点で取材し、歴史に刻み込みたかった」と振り返った。
冒頭、青森、岩手、宮城3県の沿岸自治体の悲願だった三陸…
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