シニア世代の「住みたい田舎」 秋田市、初の全国1位

秋田市の中心部。右奥の高層ビルが「クロッセ秋田」

 地方移住をテーマにした雑誌「田舎暮らしの本」(宝島社)の「2022年版 住みたい田舎ベストランキング」で、秋田市が人口20万以上の自治体のうち、「シニア世代が住みたいまち」で初の全国1位となった。高齢者向けの住環境の整備などが評価された。

住環境や自然、高い評価

 ランキングは2013年に始まった。自治体を対象に実施した移住支援や医療、子育てなどのアンケート(276項目)を基に宝島社が独自に数値化。人口規模別に5グループに分け、それぞれシニア世代など3部門で評価した。

 今回は全国751市町村が参加。人口20万以上は36自治体で、秋田市はトップのシニア世代部門だけでなく、若者・単身者世代で2位、子育て世代で3位と高評価を得た。

 人口規模別の区分がない東北エリアでのランキングでは参加した107市町村中、3部門全てで秋田市が1位となった。

 市内では高齢者が共同生活を送る地域共同体(CCRC)の拠点施設「クロッセ秋田」が20年に整備されたほか、JR秋田駅周辺に「駅近」や「高齢者向け」をうたうマンション建設が相次ぐ。千秋公園の豊かな自然や犯罪件数の少なさなども評価された。

 ランキングは4日発売の同誌2月号に掲載された。市人口減少・移住定住対策課の菊地真課長は「市全体で高齢者の住みやすい環境づくりを進めてきた成果の表れ。今回の結果を移住希望者への情報発信に活用したい」と話した。

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