配偶者の転勤などで青森県に転居してきた人らが悩みを分かち合う交流会「ヨソモノカフェ」が青森県弘前市で開かれている。主催する同市の増田華子さん(47)=札幌市出身=は「積極的でない理由で移り住んだ人も孤立してほしくない。居場所の一つになればいい」と語る。
昨年12月中旬、弘前市内の喫茶店。「津軽弁が全く分からない」「雪が多過ぎる」。男女4人が集まり、県外出身者ならではの悩みや驚きを語り合った。常連の一人で、結婚を機に移住した札幌市出身の女性(34)は「ちょっとした困り事も気軽に相談できるし、情報収集にもなる。ここがあってよかった」と話した。
2018年1月に始まったヨソモノカフェは、夫の転勤で弘前市に引っ越した増田さんと、結婚で夫の故郷に移住し、喫茶店を経営していた佐藤智子さん(46)=秋田市出身=が主催する。
来店した増田さんは言葉の壁に戸惑った経験や、それを周囲に話しても理解してもらえなかった苦しさで佐藤さんと意気投合。「きっと他の移住者も同じ悩みを持っているはず」と県外出身者限定の交流会を開くことを決めた。
ホームページなどで参加を呼び掛け、不定期で会を開く。県外出身であれば性別や年齢は問わず、子どもや配偶者が参加可能な会も設定している。開催は30回を超え、全国各地から青森に来た延べ50人以上が参加している。
移住者同士の交流会は県や市なども開催しているが、増田さんは「行政主催の交流会は目的を持って移住した、いわば志が高い人ばかり。名刺のない主婦でも参加できる場が必要」と強調する。
佐藤さんは「最初から無理に地域になじまなくてもいい。文化の違いにぶつかったら話してさっぱりできる交流会が他の地域にも広がってほしい」と話す。
宮城の高校情報満載!英語リスニング問題はこちらから
見て、聞いて、キャンパスの雰囲気を感じよう!
大学9校のオープンキャンパス情報や先輩学生の声。仙台圏での生活情報も満載!
東北の未来に向けて、みんなで手を取り合い、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsマインドの向上をはかるための「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラム活動を紹介中!
2022年度企画10月スタート!詳しくはWEBサイトへ
東北6県7新聞社が東北全体の活性化を目指し明るい未来の創造を目指します
みやぎの職場を元気に健康に!健サポフレンズも新規会員募集中
特選不動産情報(毎週金曜日更新)
仙台「四方よし」企業大賞
2022あしたのみどりキャンペーン
Job探:仙台・宮城の求人情報
みやぎのいいものご案内!47CLUB
宮城の赤ちゃんへ贈ります「すくすくばこ」好評受け付け中!
LINEスタンプ「かほピョンとなかまたち」
宮城県からのお知らせ
みやぎ復興情報ポータルサイト
杜の囲碁サロン
位置情報連動型スマホ広告サービス LocAD+(ロカドプラス)
Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.