ハクチョウ受難、くちばしに釣り糸絡まる 保護試みるも難航 仙台・与兵衛沼

くちばしに釣り糸が絡まり、苦しそうにするオオハクチョウの幼鳥(手前)=19日、仙台市宮城野区の与兵衛沼
口や首に巻き付いた釣り糸

 仙台市宮城野区の与兵衛沼で、釣り糸が絡まったオオハクチョウの幼鳥が見つかった。21日も糸は口や首に複雑に巻き付き、くちばしが開きにくそうに見える。首を振るしぐさを何度も繰り返している。

 渡り鳥の生態に詳しい伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(栗原市)によると、このままでは十分な餌が食べられずに衰弱死する可能性もあるという。

 餌やりにきていた70代の女性は「1週間ほど前から見掛けるようになった。パンを小さくちぎってあげなければ食べられないようだ」と心配そうに話した。

 県の自然保護課には市民から「釣り糸が絡まっている」といった複数の目撃情報が寄せられている。職員が保護を試みたが、警戒され難航している。

 同課の担当者は「ハクチョウが餌をついばむ際に引っ掛かったと思われる。釣り人はマナーを守ってほしい」と訴えている。

釣り糸が絡まったハクチョウ

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