南東北の魅力感じる旅に 3県とJR東の観光企画スタート

観光キャンペーンのオープニングセレモニーでテープカットを行った(左から)五十嵐仙台駅長、郡市長、村井知事、三林支社長

 宮城、山形、福島の南東北3県とJR東日本仙台支社による春の観光キャンペーンのオープニングセレモニーが2日、JR仙台駅で開かれた。宮城、福島両県で最大震度6強を観測した地震の影響が残る中、東北の食や自然、歴史の魅力を6月末まで発信する。

 「巡るたび、出会う旅。東北 宮城・山形・福島」と銘打ったキャンペーンは「花」「自然・絶景」「歴史・文化」「酒・食」「温泉」「復興」の6テーマを設定。「牡蠣(かき)漁師とめぐる春牡蠣クルーズ」(宮城)「只見川霧幻峡の渡し手漕(こ)ぎ舟体験」(福島)「朝パフェやまがた」(山形)などの特別企画も用意している。

 東北6県では昨年4月から半年間、デスティネーションキャンペーンを行ったが、新型コロナウイルスの影響で十分に誘客できなかった。村井嘉浩宮城県知事は「県内観光業界は新型コロナで大変苦しい状況が続き、3月の地震はさらなる逆風となった。今回のキャンペーンを起爆剤として、観光需要を底上げしたい」と期待を掛けた。

 三林宏幸支社長は、福島-一ノ関間で東北新幹線の不通が続いていることについて「今日、何とか福島まで運転を拡大できたが、皆さまには迷惑と心配を掛けている。20日前後の全線開通を目指し、全力で取り組んでいる」と釈明した。

 セレモニー終了後には、郡和子市長と五十嵐浩仙台駅長の出発合図で、団体専用臨時列車が山形駅に向けて出発した。

JR仙台駅で行われた南東北3県観光キャンペーンのセレモニー

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