秋田県大潟村は本年度、村内のこども園や小中学校で、大潟産米粉を使った食材をメニューに取り入れた「特別給食」を提供している。グルテンフリーのパスタや肉を使わないギョーザを通し、小麦アレルギーへの配慮や食文化の多様性を学んでもらう。特別給食の料理は1、2カ月に1度、大潟産の野菜などと一緒に提供していく。
特別給食用の食材は、村内に製造工場がある「餃子計画」(東京)の「UMAUMAグルテンフリー野菜ギョーザ」と、大潟村あきたこまち生産者協会が作るショートパスタ(フジッリ、ペンネ)の2種類。
ギョーザは皮が米粉、あんは大豆ミートを使用。動物由来の食品を一切口にしない完全菜食主義者「ビーガン」向け認証を取得している。パスタはグルテンフリーで、もちもちとした食感が特長だ。
最初の特別給食が4月28日にあり、大潟こども園や大潟小、大潟中で計約400食が提供された。子どもたちは大潟産野菜とフジッリを混ぜたサラダや、揚げギョーザなどを頬張った。
大潟小6年の教室では、餃子計画の秋山太地副工場長が「宗教上の理由で肉を食べられない人に喜ばれている」と説明。こまち協会の涌井信社長は「お母さんやお父さんが作っているコメは世界中の人に愛されている」と語った。
鈴木香蓮さん(11)は「皮がかりかりでおいしくてあっという間に食べてしまった。村のコメが使われているのはうれしい」と笑顔で話した。
ギョーザは年に6回、パスタは月に1回の予定。村産業振興課の担当者は「地域の食材を食べることで、村の農業や産業に関心を持つきっかけになればいい」と期待した。
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