卒業しても「かっ飛ばせ!」東北工大応援団OBが活動継続中

 仙台六大学野球リーグで、今春東北工大を卒業した応援団OBの林龍太郎さん(23)=いわき市出身=が個人で応援活動を続けている。仙台市内の建設会社に勤める傍ら、週末は学ラン姿で後輩の応援団員5人と母校の応援に声をからす。

コロナ自粛で心残り、開幕に合わせ学ラン新調

 「かっ飛ばせー、工大」「今日もみんな絶好調」。ひときわ大きな林さんの声が球場に響く。仙台市青葉区の東北福祉大球場であった4月30日の東北学院大戦。林さんは自前の白い学ランに身を包み、工大応援団と一緒に声援を送った。試合は敗れたが「選手は最後まで諦めずに頑張った。次こそ勝てるように応援したい」と話した。

 父に仙六での工大応援団の格好良さを聞き、応援に興味を持った。2018年に工大へ進学し、部員不足で活動休止中だった応援団を1人で復活させた。野球やサッカーの試合で応援し続けた地道な取り組みが実を結び、後輩も少しずつ増えていった。

 卒業後の活動継続には、新型コロナウイルスが影響している。20年の春季リーグは中止され、最終学年の21年も春季リーグが無観客開催に。「活動に心残りがあった分、卒業後も役に立つことがしたかった」。イベント警備などのアルバイトで資金をため、今春のリーグ開幕に合わせて学ランを新調した。

 学ランの胸には「仙台六大学応援団」の文字が入っている。いずれは工大だけでなく、応援団が来ていない仙台大と宮城教育大の応援もしたいという。林さんは「各大学の気合の入ったプレーが『仙六』の魅力。応援で魅力あるリーグを盛り上げたい」と意気込む。

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