「新国立」仕様の高速トラック採用 山形大・新グラウンド

 山形市の山形大小白川キャンパスに、全天候型の陸上競技用トラックを含む新グラウンドが完成した。イタリアのモンド社製で、いわゆる「高速トラック」が採用されている。同じ仕様のトラックは東京都の国立競技場、神戸市の運動広場に続き国内3例目。

国立競技場と同じ素材で整備された新トラック=山形大小白川キャンパス

 新トラックの合成ゴムは反発力や衝撃吸収力に優れているほか、シート状素材のため部分的な補修にも対応しやすい。山形大は国立競技場と同様の競技環境を設けることで、学内外の利用者にスポーツの素晴らしさを感じてもらおうと選定した。

 人工芝が敷かれたフィールド部分は、サッカー場やラグビー場として活用する。グラウンドの総面積は1万4490平方メートルで、総工費は4億3500万円。

 同大は、市民にも学内施設の利用を促す目的で、土や草地だった旧グラウンドの全面舗装に踏み切った。オープニングセレモニーを5月末に開き、学外への周知を進めている。本年度はさらに、隣接する多目的グラウンドやテニスコートの改修に着手する。

 山形大の担当者は「小白川キャンパス全体を、地域の人々と連携、協力できる『共創』の場にしたい」と話す。

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