仙台市中央卸売市場に入荷する食材や花の魅力を季節ごとに紹介するシリーズ。今回は夏編をお届けする。
間もなくお盆。仙台市中央卸売市場花き市場(宮城野区)では、墓や仏壇に供える菊の切り花の取引が盛況だ。
菊は大輪の花の印象が強いが、市場では固いつぼみの状態で箱に納められている。花卸業「仙花」(同)営業部長の今野貴彦さん(47)は「今はちょうど宮城県内産が中心。6月中旬に暑い日が続いたせいで生育が遅れ気味だったが、お盆を前に出荷量が増えてきた」と胸をなで下ろす。
2021年の総務省家計調査によると、仙台市の1世帯(2人以上)当たりの切り花支出額は年間1万4067円で、県庁所在市と政令市の中でトップ。花を墓に供え、仏壇にも絶やさない習慣が根付いているとされ、同市場で菊、スプレーギク、小菊の取扱量は全体の4割を占めるという。
仙台出身ながら菊好きの実感はなかったが「亡くなった親や祖父母だけでなく、親戚の墓にも花を供えるでしょう」という今野さんの言葉に納得。亡き人に思いをはせつつ、今年は時間をかけて花を選んでみたい。
(佐藤素子)
[菊]2021年の仙台市中央卸売市場の切り花部門で、取扱数量(1938万6000本)、金額(14億1043万円)ともにトップ。いずれも全体の約2割を占める。宮城県内の主な産地は南三陸町、柴田町、登米市、涌谷町。
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