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竜巻や台風、窓の少ない部屋へ<防災士記者が解説!備えのコンパス(5)>

 皆さんは竜巻が起きやすい季節があるのを知っていますか? 気象庁によると、台風や前線の影響で7月から11月にかけて多く、ピークは9月です。

 自宅にいる時に竜巻注意情報が発表されたら、部屋の窓とカーテンを閉めて、窓の少ない部屋か窓から離れたスペースに移動してください。カーテンを閉めると、窓ガラスが割れた場合でも、ガラス片が飛び散るのを抑えられます。

 窓に雨戸やシャッターがあれば、さらに安心です。突風が部屋に入ると、建物内の圧力が上がり、屋根が飛ばされやすくなるそうです。雨戸やシャッターは窓だけでなく、屋根を守ることにもつながります。

 窓に飛散防止フィルムを張る対策も有効です。効果は竜巻や台風の時にとどまりません。地震でもガラス片で足を傷つける心配がなく、屋外へのスムーズな移動に役立ちます。

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