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自慢のたこ、空高く 水田で「オール赤井凧あげ大会」 東松島

自作のたこを揚げて楽しむ親子連れら

 たこ揚げを通して地域住民が親睦を深める「第34回オール赤井凧(たこ)あげ大会」(実行委員会主催)が5日、東松島市赤井市民センター近くの水田であった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催は3年ぶり。小・中学生の部と一般・団体の部に計72組が参加した。1月29日のたこ作り教室で作ったものなどを持参し、親子連れらが慎重に糸を伸ばして空に揚げた。

 同市矢本二中2年生は生徒と担任教諭の人数と同じ114枚の連だこを制作。昨年12月の立志式でそれぞれが掲げた志を表す漢字を書いたたこが長く連なり、風を受けて空高く舞い上がった。

 たこの絵柄や揚がった高さなどを審査。小・中学生の部で最優秀賞に輝いた石巻市渡波小4年の菊地康太君(10)は「難しくて1度落ちてしまったけれど、うまく揚げられた。楽しかった」と話した。

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