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県産食材推進優良活動表彰 地産地消部門大賞にファーム・ソレイユ東北

販売会で商品を売り込む受賞者

 県産食材の地産地消やブランド化を進める個人・団体を対象とする県の「食材王国みやぎ」推進優良活動表彰制度で、本年度の受賞者4者が決まった。地産地消部門の大賞にファーム・ソレイユ東北、ブランド化部門の特別賞に宮城ほや協議会(ともに石巻市)が選ばれた。

 ファーム・ソレイユ東北は地元の茶葉を使った紅茶「kitaha(キタハ)」を販売し、生産者と協力しながら茶畑管理も担う。

 宮城ほや協議会はホヤ生産者らでつくり、鮮度管理を徹底した新ブランド「ほやの極み」を打ち出し、消費拡大を図る。

 地産地消部門の特別賞は加賀屋(大衡村)が受賞。村や尚絅学院大と連携し、ひとめぼれを原料に用いたせんべい「村じまん」を商品化した。ブランド化部門の大賞は川口納豆(栗原市)。造り酒屋と組み、自社農場で栽培した酒米で醸した日本酒がヒット商品となった。

 4者は1月26日に県庁で村井嘉浩知事の表彰を受け、約40品目を一般に販売した。

 本年度の表彰制度は昨年7~10月に対象者を募集。地産地消部門に4者、ブランド化部門に3者の応募があり、プレゼンテーションを踏まえて選考した。

令和4年度「食材王国みやぎ」推進優良活動表彰式 - 宮城県

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