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女川原発2号機・新規制基準適合性審査 保安規定の認可受ける

 東北電力は15日、再稼働を目指す女川原発2号機(女川町、石巻市)について、原子力規制委員会の新規制基準適合性審査で「保安規定」の認可を受けたと発表した。

 運転態勢や燃料管理、異常時の対応など原発の運用ルールを定めた保安規定の審査は最終の3段階目で、審査の手続きが全て終了したことになる。今後は再稼働に向けて使用前検査や保安検査を進める。

 東北電は2013年12月に2号機の審査を申請。基本設計を示した「原子炉設置変更」が20年2月に合格し、詳細設計に当たる「工事計画」は21年12月に認可を受けた。

 東北電は23年11月の安全対策工事完了と、24年2月の再稼働を目指す。東北電は「新規制基準への適合にとどまらず、さらなる安全レベルの向上に取り組む」とした。

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