慶長遣欧使節船の名はなぜスペイン語? サン・ファン館が出張講座 25日
全面改修のため長期休館中の県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)の冬季出張講座「どうする政宗~サン・ファン・バウティスタという船名でいいの?」が25日午後1時半から、石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)で開かれる。
伊達政宗がメキシコに派遣した慶長遣欧使節船はスペイン語で「サン・ファン・バウティスタ号」(洗礼者聖ヨハネ号)と呼ばれている。しかし、政宗は自分が造った船にこのような名前が付けられていたことを知らなかったという。
出張講座ではサン・ファン館の平川新館長が講師を務め「スペイン人はなぜ政宗の許可もなくスペイン語の船名を付けたのか」「このままサン・ファン号と呼び続けていいのか」などについて考察する。
定員80人。参加は無料だが、事前申し込みが必要。3月4日には仙台市の東北福祉大仙台駅東口キャンパスでも開催される。連絡先はサン・ファン館0225(24)2210。
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