東松島市にLED街路灯20基寄贈 東北電ネット
東北電力ネットワーク石巻電力センターとユアテック石巻営業所は、東松島市に発光ダイオード(LED)の街路灯20基を贈った。東北電ネットが灯具を寄贈し、ユアテックが設置工事を担った。
街路灯は交通量の多い市道小松赤井線に12基、矢本、小松、小野の3地区には地元自治会の要望に応じて計8基設置された。
15日に市役所で贈呈式があり、東北電ネットの佐藤彰雄石巻電力センター所長が渥美巌市長に目録を手渡した。渥美市長は「夕暮れが早いので市民から防犯灯の要望は多くなっている。明るいまちづくりと安全安心のためにも役割は大きい」と感謝した。
街路灯の寄贈は社会貢献事業として昭和40年代に始まり、同市には計579基が贈られた。今回、石巻市には40基、女川町には20基を贈る。
燃料価格高騰の影響による家庭向け電気料金の引き上げを踏まえ、両社は街路灯の寄贈を当面休止する方針。佐藤所長は「東北電力グループとしてお客さまに負担を強いている状況。いったんお休みし、昨年から取り組むサクラの剪定(せんてい)のお手伝いなどで地域のために汗をかきたい」と話した。
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