シアターキネマティカで桜坂高演劇部公演 地元の高校で初 26日
石巻市桜坂高演劇部(部員11人)の公演が26日午後3時から同市中央1丁目のシアターキネマティカで行われる。新型コロナウイルスの影響で対外的な発表の場が失われてきただけに、キネマティカでの公演に部員たちは張り切っている。
上演作品は演劇部オリジナル劇でアニメ研究会の一コマを描いた「アニ研の日常」(上演時間20~30分)と、放送部と生徒会の予算請求をめぐるコメディー「まじめBerry」(作・湖社シンジ、上演時間約50分)の2本。
コロナ禍で昨年の文化祭での発表が中止になるなど思うように舞台発表ができなかっただけに、今回の公演にかける部員たちの意気込みは相当で、「初めての劇場公演なので精いっぱい頑張ります」とキネマティカにメッセージを送った。キネマティカにとっても昨年夏のオープン以来、地元の高校演劇部の上演は初。今後、高校演劇の場としても役割が高まりそうだ。
顧問の矢田武教諭は「コロナ以前は石巻中央公民館を借りて上演してきた。久しぶりの公演が石巻に新しくできた劇場なので、部員たちはとても楽しみにしている」と話す。
無料だが定員に達した場合、入場できない場合がある。観劇希望者はシアターキネマティカまで問い合わせる。連絡先は0225(97)4865=水・金・土・日曜の午前11時~午後5時、メールはkinema@r-ishinomaki.net
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