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石ノ森萬画館イラストギャラリー、年間大賞決まる 5月7日まで展示

入賞した(左から)菊地さん、宮本さん、藤原さん
年間大賞に輝いた高橋さんの作品

 石ノ森萬画館(石巻市中瀬)で、開催していた「マンガッタンイラストギャラリー2022」の年間大賞に、大崎市の高橋珠瑛さん(16)=古川学園高=の作品が選ばれた。19日に萬画館で表彰式があり、入賞者に賞状などを贈った。石巻地方からは小学生2人、中学生1人が出席した。

 マンガッタンイラストギャラリーは年4回、春・夏・秋・冬の季節ごとに決めたテーマで作品を募集。年間大賞は1年間、応募があった作品の中から改めて選出した。今回は271点が集まった。

 年間大賞に次ぐ優秀賞には宮本奏希さん(石巻市住吉中1年)が選ばれ、ナリサワ賞を菊地星来さん(同市須江小4年)と藤原結愛さん(東松島市鳴瀬桜華小2年)が受賞した。宮本さんは「何度か挑戦して初めて入賞できた。腕を磨き、次は大賞を取りたい」と話した。

 石ノ森萬画館を運営する「街づくりまんぼう」の木村仁社長が「この企画に申し込んだ子どもが大人になり、プロで漫画の連載をしている人もいる。みんなが絵を描き続けられるように応援していきたい」とあいさつし、山下秀秋審査委員長が入賞者の作品の良さを解説した。

 入賞作品は5月7日まで、同館3階ギャラリーに展示している。

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