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石巻・ふたごの湯、入館者310万人到達 節目祝いセレモニー

浮津駅長(左)と、310万人目の入館者となった工藤さん一家

 石巻市小船越の道の駅「上品の郷」の温泉施設ふたごの湯の入館者が25日、310万人に達し、記念セレモニーが開かれた。

 節目の利用者となったのは、一関市から初めて訪れたという工藤由美さん(57)と長男大奨(だいすけ)さん(30)、望さん(26)夫妻、孫の結愛ちゃん(3)ら家族。

 「祝ふたごの湯310万人入館達成」と書かれたくす玉が割られ、浮津康逸駅長から入館券10枚と、石巻焼きそばや金華さばの缶詰、イチゴ、ノリといった地場産品の詰め合わせが贈られた。

 由美さんは「道の駅の話題を聞いていて、ずっと楽しみにしていた。温泉に入った後は買い物や食事をする予定。石巻市内も観光できれば」と話した。

 ふたごの湯は2005年3月に開館。入館者は10年7月に100万人、15年3月に200万人に達し、22年4月21日に300万人を超えた。最盛期には年間27万人が訪れていたという。

 浮津駅長は「新型コロナウイルスの影響は非常に大きいが、客足は少しずつ増えてきている。今後もイベントなどを通じ、さまざまな客層に足を運んでいただければ」と語った。

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