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女川町議会、開会 空き家バンク登録に奨励金

 女川町議会3月定例会が1日、開会した。提出議案は、総額89億2800万円の2023年度一般会計当初予算案(前年度当初比15.2%減)や条例の制定案など30件。会期は10日までの10日間。初日は一般質問があった。

 町は新年度から民間賃貸住宅を新築した事業者への支援金交付事業を始める。町内に民間賃貸住宅を建てる事業者に対し、建設費のうち集合住宅の場合は2割、一戸建て住宅の場合は3割の支援金を交付。集合住宅は4戸以上、一戸建て住宅は2戸以上の建築などを交付要件とする。

 女川町の人口は1月末時点で5964で、東日本大震災前から約4割減っている。町内で不足する民間賃貸住宅を増やすことで、移住、定住の促進を狙う。

 新年度には空き家の利活用や空き家バンクへの登録促進を目的に、所有者に奨励金を交付する「空き家バンク活用促進奨励金制度」もスタートする。町は「ホームページで支援金交付事業と併せて紹介し、広く周知を図る」としている。

 木村公雄、隅田翔、阿部美紀子、鈴木良徳、阿部律子の5議員が登壇した。

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