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「春」つかむぞ 公立高入試5科目に挑む 石巻地区・全日制で平均倍率0.83倍

問題用紙が配布され、試験開始を待つ受験生=石巻高

 2023年度公立高入試(1次募集)が6日、県内一斉に行われた。石巻地区の全日制8校でも約1200人の受験生が合格を目指し、試験問題に挑んだ。合格発表は16日午後3時から各校である。

 石巻高では、240人の募集定員に対し、229人が受験(2人欠席)した。定員を割り、倍率は0.95倍だった。受験生は緊張した面持ちで6教室に分かれ、午前9時5分からの国語、数学、社会、英語、理科の学力検査に臨んだ。

 石巻地区全体の全日制の定員は1440人で、受験者は1196人。平均倍率は0.83倍となった。受験倍率が最も高かったのは石巻工・電気情報科の1.20倍。石巻西で1.18倍、石巻工・機械科も1.18倍だった。

 追試験は13日。合格発表はいずれも16日。2次募集の学力検査は23日で、合格発表は23日、もしくは24日。

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